開発経緯

HQCチェック® 開発の経緯

 



 

1962年

アメリカのノーベル賞を受賞したライナス・ポーリング博士が提唱した「分子矯正医学」(Orthomolecular Medicine)また、同年代の時期に我国の、物理学者の三石 巌博士がミネラルの重要性を説いた「分子栄養学」によって、ビタミン・ミネラルの栄養素が人体の生命維持には不可欠であり、不足すると必ず何らかの疾病を誘発する事、また、細菌やウイルス等による要因以外に病気が発生する主な原因は、ビタミン・ミネラルの不足による代謝異常である事が解明されていました。 また、「私達の肉体は生命のない化学物質で構成されており、生命のエネルギーの元である「酵素」の働きによって生かされている」という事を米国のEdward Howell博士が酵素について、長い年月を懸けて研究を続けてきた集大成として、1985年に出版されていた「酵素栄養学」(Enzyme Nutrition)の著書によって知る事となった。

我々人類の生態は、水、タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン・ミネラル等、生命のない化学物質の合成体です。人間の生命は、生命エネルギーの元である「体内酵素」の化学反応によって生かされているのです。また、私達が日常生活において、考えたり、呼吸し、睡眠、歩行、笑い、涙したり、指を動かしたり、そして、内臓器官、神経組織、細胞などが機能できるのは体内酵素の化学反応の結果であること、更に、私達の体内に存在する酵素は、一生で一定量しか与えられていないこと等々、酵素の重要性について解説されていた。しかし、当時の我国における医療機関および各大学においては「分子栄養学」や「分子矯正医学」および「酵素栄養学」を学ぶ機会はほとんどなく、この分野に関する研究や論文発表は、欧米諸国に比べ大きく立ち遅れているのが現状であった。

1977年

栄養学先進国のアメリカにおいて、米国の上院に設置された「栄養問題特別委員会」から、米国民のガン、心臓病、脳卒中による死亡数を半減するという大規模な目標を立てた「マクガバン・レポート」が発表された。このレポートの主旨は「ガン、心臓病、脳卒中など、慢性病の主な原因は、肉食が多く、野菜や果物が少ない食生活が問題であり、ビタミン・ミネラルの摂取不足によって起きる食源病である事」が記されており、特にビタミンやミネラル等の、栄養素を毎日確実に摂取する事が強調されたものである。

1986年

当時の我国においては、「体内酵素」に関する学術的に研究された論文や各大学および海外の学術データなどの資料が乏しく、「体内酵素」に関する諸資料をシステム化し、データベースとして、アルゴリズムを構築するために、活用することができなかった。 しかし、人体の生命維持を司っている多種多様の体内酵素の「補酵素」として重要な作用を果たしている「ビタミン・ミネラル」の栄養素については、世界的に研究データや資料など、エビデンスが集積されており、公知の情報として活用されているため、ビタミン・ミネラルの各栄養素をシステム構築上の理論前提として活用する事とした。 そして、「分子栄養学」、「分子矯正医学」および「酵素栄養学」の文献を開発基盤として、関連栄養素の吸収・貯蔵・維持・調整など体内の生理作用と機能の相関性について、各項目別に文献に忠実に1アイテムごとを積み重ねてファイルを作成し、データベース化し、約17万アイテムのデータベースにまとめ、第一次予防チェック(Primary Defense )として、疾病類推プロセス理論のアルゴリズムを構築し、DMS(Diagnosis Modeling and Simulation)システムの開発に着手した。

「自覚症状」別、ビタミン・ミネラルの栄養素
ビタミン・ミネラルの栄養素別、体内生理作用
各疾病に関与する「自覚症状」別、体内生理作用

1990年

アメリカ政府は、不健康状態や未病状態の人々が、病気に至らないための策として、Primary Defense(第一次予防)の対策が重要と考え、《ヘルシーピープル2000》という政策を打ち出した。アメリカ政府は、国民にサプリメントの日常摂取を習慣化させることが、生活習慣病の予防に役立つと考え、この政策の重要な要素として実施された。今や、アメリカ人の75%以上の人が、食卓上にサプリメントが置かれ、毎日摂取できるように生活習慣化されている。また、4年後の1994年10月26日、ホワイトハウスの広報室から、クリントン大統領の声明が発令されたことにより、食生活の改善およびビタミンやミネラル等の栄養補助食品を補給する事により、ガン、心臓病、骨粗鬆症などの慢性病の発生を抑え、長期間にわたる医療費の高騰を抑制する結果となった。

1994年

1986年に、第一次予防チェック(Primary Defense )として、DMS(Diagnosis Modeling and Simulation)システムの開発に着手してから、8年経過後に、第一次予防チェックの為の論理回路を組み立て、蓄積してきた諸文献のデータベースに基づいて、疾病予防カウンセリングシステム(DMS-Diagnosis Modeling and Simulation)のアルゴリズムを完成させた。(2001年6月 特許取得) 米国の医師会雑誌と呼ばれているJAMA(The Journal of the American Medical Association)に掲載されていたジョナサン・ライト医学博士の様々な疾病や神経組織と栄養素の関わりについて、多くの検証事例が紹介されており、米国始め世界から高い支持を集めているのを知ることとなった。ジョナサン・ライト医学博士は、ワシントン州にタホマクリニックを開設し、分子矯正医学を基盤に、生化学的知見に基づいたサプリメント療法の予防医学を実践し、また、食事とサプリメントによる疾病予防および治療に関する研究論文が多く、博士自らが出筆してThe Nutrition and Healing News Letter に栄養学ニュースとして出版しており、DMSシステムのデータベースにも新たなデータとして取り入れた。

1998年

米国の健康に関する国家機関として、NCCAM(National Center for Complementary and Alternative Medicine)国立補完・代替医療センターが設置され、今や、多くの国家予算が投じられており、米国内にある大学 医学部の70%以上に補完・代替医療のコースが取り入れられています。 しかし、我国における「生活習慣病」対策について、従来は「第二次予防」として、病気の早期発見および早期治療に重点が置かれていたが、日常の生活習慣の改善策を必要とした治療から予防の「第一次予防」が重視される事となった。

2000年

厚生省保健医療局・生活習慣病対策室が設置され、Primary Defense(第一次予防)政策として、「健康日本21」運動が提唱され、健康づくり運動が開始された。 また、2003年に「健康増進法」が制定された。しかし、タバコは吸わないように、健康を維持することは、国民の義務とするなど、罰則のない努力目標が定められただけのものであり、更に、米国において、糖尿病や心臓病およびガン等の慢性病の減少に大きく影響したと云われている「食生活の改善」および「ビタミン・ミネラル」を補う手段となるサプリメントに関する積極的な方向付けは示されなかった。

2006年

DMSシステムをベースにして、「自覚症状に関与する栄養素から、未病を計る」を研究テーマにしたアルゴリズムの再開発に着手する事とした。 今や、未病人口、うつ病人口が、益々増加してきている時代において、西洋医学的な血圧、体脂肪、検尿、血液検査など、一つひとつの部分的な検査値を知る事だけでなく、また、人の身体を「臓器や器官の集合体」として見る事だけではなく、東洋医学的、ホリステイック的な観点からも、身体全体に張り巡らされているセンサーが発信する未病としての警告サイン(自覚症状)を検知することが大変重要になってきました。 また、現代人の多くの人々は、食生活および住環境、友人、上司、仕事、親、兄弟など、社会環境等々と、自分との係わりにおいて、日常的に様々なストレスの負荷をココロとカラダの両面に受けています。このストレスの負荷を受ける事により、体内酵素が消耗し、人間力の感覚機能(眼、耳、鼻、舌、触、心)のバランスが崩れ、精神的抑圧を受け易く、代謝力の低下や不全を生じ、細胞の劣化や遺伝子の損傷が始まります。その 結果、肥満や老化を早め、様々な生活習慣病を誘発する事となります。
◎生活習慣病が誘発される「根本原因」は、体内酵素が消耗する事です。

2007年

HQCチェック® システムを市場に展開する為、システム研究・開発グループリーダーとして 医療法人厚生会理事長 木戸口公一先生にご支援・ご指導を頂き、分析結果について、個別臨床実証検証を重ねた結果、感度95%以上の高い精度の評価を得る事ができた。また、個別臨床実証検証の結果を日本未病システム学会や日本総合健診医学会において研究発表をしてまいりました。

2012年6月

第一次予防(Primary Defense)チェックとして、世界で初めて「不健康状態または、未病の状態」がわかるHQCチェック® (Health Quality Control)を完成させた。

誰でもが、いつでも、何処でも、安価で、簡便に、安心・安全に、自分の健康状態がわかるセルフメデイケーション ツールとして活用して頂くことを目的としています。 したがって、行政が提唱する「自分の健康は自分で守る」為のセルフメデイケーションツールとして、また、第一次予防レベルの健康チェックとして日常的に活用される事から、個々人の「健康づくり」の行動変容を支援する事を可能とした。また、「HQCアドバイザー」の人材を育成することを同時に具現化することが不可欠であった。 この為に、1986年から蓄積してきた多くの著書や文献の膨大なデータベースに基づいて「HQC・Counseling Support Guidance」の制作を実現しました。

HQCチェック® の完成に至るまでのデータベースにファイルされた自覚症状の件数は、約1200項目になっていたが、入力する為の項目数が多すぎる事、また、携帯の利用者が多くなる事を考慮して、段階的に項目数を縮小し、3年間、検証を繰り返しながら、最終的に最小項目数を60項目にすることができた。また、1986年にデータベース構築に着手してから、約8億(810,881,280)アイテムの充実した膨大なデータベースを完成させることができた。

2012年11月

一般市場への普及活動の開始 

このHQCチェック® は、分析理論および分析結果について、7年間の個別臨床実証を重ねた検証結果に裏付けられたプログラムで運用されています。また、一人ひとりの「健康づくり」の為の健康課題や改善指標を数値やグラフなどで、未病段階における健康状態を分かり易く「見える化」して、お知らせする事ができます。 一般消費者を対象に、インターネットを活用して、HQCチェック® の普及活動を開始しました。そして、健康な日常生活を維持するための必要不可欠な第一次予防のインフラに完成させたいと願っている次第です。

2012年11月 一般市場への普及活動の開始

このHQCチェック® は、分析理論および分析結果について、7年間の個別臨床実証を重ねた検証結果に裏付けられたプログラムで運用されています。また、一人ひとりの「健康づくり」の為の健康課題や改善指標を数値やグラフなどで、未病段階における健康状態を分かり易く「見える化」して、お知らせする事ができます。 一般消費者を対象に、インターネットを活用して、HQCチェック® の普及活動を開始しました。(パソコン対応)

2013年10月  ココロの元気度 チェック開発

「うつ症状」の度合いを「うつ係数」として数値化してお知らせすることができる「ココロの元気度」チェックを開発しました。

2013年12月 HQCチェック® リニューアル(PC・スマートフォン対応)

①栄養バランスチェック
 ・あなたのココロとカラダが必要としているビタミン・ミネラルがわかる
②カラダの元気度チェック
 ・あなたの未病段階における「疾病傾向リスク」がわかる
 ・あなたのカラダが元気になろうとする「体内活力指数」がわかる
③ココロの元気度チェック
 ・あなたのココロの元気度「うつ係数」がわかる
 ・あなたの「うつ症状」の主な特性がわかる
④ナラティブシート(前回と今回の推移アドバイス)
 ・現代社会人は七つの未病タイプに分かれます。あなたの未病タイプの推移アドバイスが表示されます。
 ・ココロとカラダのバランスを四つのエリアでアドバイスします。

2014年1月  ココロ模様カラーチェック の開発

2014年3月  ナラティブサポートシステム の開発

2015年1月  未病判定方法 特許取得

2015年4月  NSコンシェルナビシステム の開発

2015年5月  HQCチェック® サイトのリニューアル

2015年12月  HQC健康づくりパスポートシステム の開発

2016年1月  未病度 を判定するアルゴリズムを開発

集積されたビックデータのDeep Learning(多層解析手法)により、「未病度」を判定するアルゴリズムを開発しました。

2016年2月  認知係数 を判定するアルゴリズムを開発

未病段階におけるMCI(Mild Cognitive Impairment:軽度認知障害) を認知係数として段階的に判定するアルゴリズムを開発しました。